最近、20代30代の方の話を伺うと、皆さんご自身の資産形成について真剣に考えている方が多いことに気が付きます。やはり、少し前に話題になった2,000年問題なども大きく影響しているのではないかと思います。
老後資金については、公的な年金だけでは豊かな老後をすごすことは難しいとずっと以前から言われていました。FPの間では既にそれは常識で2,000万円問題が注目されたとき、今更何を言っているのだろうと思ったほどです。ただ、一般の方の認識がそれほど進んでいなかったというのが真相なのでしょう。2,000万円問題の発端は金融審議会の市場ワーキンググループが作成した一本のレポートです。今でもネット上にあり、誰でも読むことができます。内容はとても分かりやすく現在と将来の日本のことが書かれています。
ご自身やご家族の今後を考えるうえでもコロナ禍で大変な日本の今後を考えるうえでもご一読いただくことをお勧めします。(み)
金融審議会 事情ワーキンググループ レポートはこちら → https://www.fsa.go.jp/singi/singi_kinyu/tosin/20190603/01.pdf