このところ危機感が薄れつつあるコロナ禍ですが、年末に向けて第8波への危機感が強まっています。オミクロン株の「BA,5」による第7波では、8月下旬にピークを迎えたあと、ほぼ2か月にわたり感染者の減少が続いてきました。ところが、このところ横ばいから増加傾向で10月中旬には、一週間の感染者数が2万6000人まで減少したものの、11月14日には1日で3万6000人にまで増加しています。原因は「気の緩み」にあると思います。感染者数がふえると、人との接触を控えたり、一時期盛んに言われたソーシャルディスタンスを守ったり、コロナに対する注意を最大限払ったりしています。それが感染者数が減少してくると、何事も無かったかのような行動にでます。その行動がここまでコロナ禍が続いている原因の一つではないでしょうか。定期的のやって来る波も行動次第で防げたかも知れません。これだけ感染者数が増えると、身近な人にも感染者になったり、濃厚接触者になったりする人が多く見受けられます。しかし、重症化しない限り大きな問題として捉える事は無く、「コロナにかかっちゃた」程度の感じしか受けないし、周りの人も「かかちゃたんだ~」位にしか受け取らないのではないでしょうか。
政府もそろそろコロナ禍騒動に飽きてきた感は否めません。マスクに関しても、不着用を推奨し始めている様ですし、政府の肝いりで始めた接触確認アプリのCOCOAも順次停止されていくようです。いづれにしても、コロナ禍が続いている限り、今後も引き続き感染に対する注意を払っていく必要があるのではないでしょうか。 (せ)
接触確認アプリ(COCOA)の停止手続き
接触確認アプリは、感染者と濃厚接触した可能性を知らせる通信機能を11月17日以降、順次停止されます。厚生労働省は、アプリを削除する前に処理を停止するよう案内しています。アプリを削除しただけでは、スマートフォンに搭載されているオペレーティングシステムの接触通知に係る処理が続く可能性があります。この処理を止める方法は以下のとおりです。
*isoの場合:iPhone端末の{設定}→{接触通知}→{接触通知をオフにする}を選択
*Androidの場合:OSの設定アイコン→{Google}→{COVID-19接触通知システム}→{接触通知システムを使用}をオフ