8月17日に藤岡市制施行70周年記念の花火大会が行われました。5年ぶりの花火大会でした。前回は65周年記念でした。おそらく次回は75周年記念ということになるのでしょうが、毎回、〇〇周年記念という名称に違和感を感じます。単に、第〇回とした方がスッキリするように思います。
5年に一度の花火大会ですが、毎年行われる他の花火大会に比べると、その規模はかなり大きなものになります。なんせ5年に一度ですから。前橋の花火大会が、15000発。高崎も15000発。今回の藤岡の花火はなんと20000発の花火が打ち上げられました。県内最大(級)と言っても過言では有りません。
因みに、有名な隅田川の花火大会は2会場で10000発づつ、計20000発。熱海の花火大会は、計25000発の花火が打ち上げられますが、これは5日間での合計で、1日当たり5000発です。全国的に見てもかなり大きな花火大会になるでしょう。
この時期なると、全国各地で花火大会が行われます。ただ残念なことに今年だけで全国で二十数か所の花火大会が中止になっています。花火大会を開催するための資金不足が最大の要因と言われています。警備員の人件費の高騰や、原材料費の高騰が挙げられます。以前、花火大会の会場で警備の不手際から死亡事故が発生した事も有りました。花火大会には多くの観客が訪れます。それを警備するために多くの警備員が必要になります。事故でも起きたら折角の楽しいイベントが台無しになってしまいます。また、花火の原材料は海外からの輸入に頼っている為、昨今の円安の影響も有り製造コストが跳ね上がっている事も影響しているようです。
もう一つ、中止になっている原因に、近隣からのクレームがあるようです。以前で考えられなかったことですが、太陽光施設の汚損、破損がクレームの要因で、打ち上げられた花火の燃えカスが太陽光施設に落下しパネルが汚れたり、壊れたりいているようです。
夏の風物詩である花火大会を存続させる為にも何か良い解決策はない物でしょうか。(せ)