1月11日、待ちに待った赤城大沼のワカサギ釣りが解禁になりました。一部、氷の厚さが足りず、全面解禁ではありませんでしたが、多くの釣り客で賑わっていました。例年、この時期になると、新聞やテレビニュースで取り上げられる年間行事の一つですが、今年、初めて解禁日に行く事ができました。
ワカサギ釣りは、魚は小さいですが、釣り道具を含めた荷物は、結構な量になります。氷上への入口は限られていて、出来るだけ入口に近い所に止める為に、朝、早くから釣客が訪れます。氷上へ入れるのは、7時からですが、5時頃には、入口に近い駐車場は、いっぱいになります。
赤城のワカサギ釣りは難しく、なかなか数が釣れません。一説によると、赤城は餌が豊富で、常に満腹状態にある為、釣り餌に見向きもしないという事らしいです。ワカサギ釣りの映像で、竿を上げると5~6匹のワカサギが連なっているのを見た事があると思いますが、赤城ではありえません。一度くらいはそんな経験をしてみたいものです。
一方、榛名湖では、湖面全体が結氷はしたらしいのですが、氷の厚みが足らず、解禁とはなりませんでした。2018年に解禁して以来、3年間、解禁できていません。その時も、7年ぶりという事でした。赤城に比べると、比較的、簡単に釣れるので、解禁できないのは残念です。これも地球温暖化の影響なのかも知れません。
ワカサギ釣りのイメージを聞くと、最初に言われるのが、「寒そう」です。それは氷の上ですから、多少はしょうがないとして、決してそんな事は無く、テントの中はいわゆるビニールハウス状態で陽が出ると、ポカポカと温かくとても気持ちのいいものです。「寒い」という先入観を捨て、一度、ワカサギ釣りをしてみてはいかがでしょうか。(せ)