最近、自分の身近な人で数名の方が同じタイミングで帯状疱疹にかかりました。かかった方達から症状の軽度・重度や疱疹の出た部位等を聞いてみると、まちまちの回答だったので意外でした。ただ症状が重く、疱疹の出る場所によってはひどい難聴や顔面神経麻痺にもなる可能性もあると聞いて驚くとともに、あまりにも身近な病気だったので怖くなりました。
帯状疱疹の原因は、多くの人が子どもの頃にかかる(感染する)水ぼうそうと同じ「水痘・帯状疱疹ウイルス」で水ぼうそうが治った後も、ウイルスは背骨に近い神経に症状を出さない状態で潜んでいて、加齢や疲労、ストレスなどによって免疫力が低下するとウイルスが再び目覚めて、帯状疱疹として発症するらしいです。
要するに帯状疱疹の発症には年齢が大きくかかわっていて高齢になるとより発症しやすくなるらしいです。50~70歳代で発症患者数が多くなっているのは加齢による免疫機能の低下が原因らしいですが、尚且つ、疲労やストレスからくる免疫機能の低下が更に帯状疱疹の発症にかかわってきている一番の原因らしいです。自分の身近で帯状疱疹にかかった数名の方々は全員60~70歳代でした。
但し水ぼうそうになったことのない人は、帯状疱疹になることはないらしです。が、、、自分が水ぼうそうにかかったたかどうか❔定かではありません❔もっとも日本人の15歳以上の9割以上は、水痘、帯状疱疹ウイルスに対する抗体を持っているらしいです。抗体があるということは、そのウイルスが体内に入ったことがあると考えられ、そのため多くの人が帯状疱疹を発症する可能性があるということです。かかりつけの内科の先生に相談したところ抗体検査をして調べることもできますが、時間と費用がかかりますし、一般的には免疫を確かめることもなく帯状疱疹予防ワクチンを接種しても差し支えありませんよ。ということでしたので早速予約をしました。
最近では虫刺されでも帯状疱疹か❔なんてビビっている自分は一安心と思いきや最後に先生から「予防接種は帯状疱疹を完全に防ぐものではありませんよ❕一番の予防は、規則正しい生活習慣や毎日の適度な運動、質の高い睡眠を心がけてください。」ということでした。帯状疱疹予防に限らず正にその通りですネ(^^ゞ(こ)