始まりはテレビの「巨人の星」だったと思います。小学校2年生の時に消える魔球の秘密をリアルタイムで知りました。美奈さんやお京さんのエピソードはあまり面白くなかったけれど、大リーグボール養成ギブスは自分で作ろうと思いました。もちろん、作れませんでした。
小学校高学年になると野球漫画にはまりました。「キャプテン」「プレイボール」「侍ジャイアンツ」「アストロ球団」など主に少年ジャンプの野球漫画を読み漁りました。父親がジャイアンツファンで父親自身も高校で野球部だったこともあり、当たり前のように中学、高校、大学と野球部に入りずっと野球をつづけました。
30代では実業団野球をして40代からは壮年野球、50代になると熟年野球と社会人になっても白球を追いかけてきました。60代になって仕事の関係でなかなか日曜日に休みが取れず、試合に行けなくなっておりますが、心はいつもグランドにあります。
先日、ネットフリックスで「野球部に花束を」という映画を観ました。高校野球の映画でした。笑いました。そして、高校野球を始めた頃の自分を思い出しました。
今参加させてもらっているチームは高校時代の野球部OBを中心としたチームです。高校時代は関わらなかった先輩や後輩も今はチームメイトです。あの高校時代がなかったら、今の最高に楽しい野球に参加はすることはできないはずです。
でも、「もし、次に生まれ変わっても高校野球はやらないかもしれないな」と映画を観終わってしみじみ考えてしまいました。そして私は、野球以上に楽しいスポーツを知りません。(み)
ネットフリックス「野球部に花束を」https://www.netflix.com/jp/title/81716077