報道によると、群馬銀行と東和銀行は、令和3年10月1日よりインターネットバンキングを利用した他行宛の振込手数料を引き下げると発表しました。金融機関同士で資金をやりとりする「全国銀行データ通信システム」の手数料が引き下げられることに対応してのことだそうです。引き下げ理由から考えると、他行も同様に引き下げていくのでしょう。
両行では、個人向けのインターネットバンキングで3万円以上の振込手数料を現在の440円から330円に、3万円未満だと現在の220円を160円にするそうです。
一消費者の立場からすると、引き下げられることは喜ばしいことではありますが、インターネットを利用した取引に限られ、窓口やATMでの利用の場合は今まで通りなので、インターネット手続きに不安を持っている方々は恩恵を受けられないので残念に思います。
また、同日以降に新規開設する普通預金(総合)口座の場合、通帳発行手数料がかかってくるそうです。口座残高や取引履歴はインターネットで確認するようになるようです。
良いも悪いもなく、身近なところにデジタル化が進んできていると感じます。(い)