先日、自分の生命保険のご契約者様から電話がありました。そのお客様はご夫婦で終身保険と医療保険に入っていただいているお客様で、旦那様から電話があり、家内が入院するかもしれないので、今入っている保障内容を確認したいので一度自宅に来てもらえるかな。という内容の電話でした。
翌日、朝一番でご自宅に伺うとご夫婦で待っていて頂いて、奥様が大きい封筒を抱えていて一刻も早く自分に見てもらいたかったのように中身をすぐさま見せて来ました。それは入院にあたってのしおりでした。そしてその入院のしおりの余白に(決して綺麗な字とは言えない)主治医の先生の走り書きで診断名、手術名、入院予定日などが書かれていました。驚きの展開の中、保障内容を診断内容にそって具体的に説明させていただきました。
契約当時は契約者のご意向に沿って保険会社、保険商品、保障内容を決めて行きましたが、ご契約者様にとっては時間の経過とともに保障内容はうろ覚えであるし、具体的な診断名や治療内容入院期間に対しての具体的な保障内容を知りたかったとのことでした。
当時(4年前)ご契約者様のご意向で申し込まれたのはM生命保険の終身医療保険でした。保障内容は終身医療保険Ⅲ型(60日型)10,000円 短期入院定額払特則診断給付特約・先進医療特約・手術総合保障特約20型・三疾病入院延長給付特約であり。短期の入院に対してもある程度の(ご契約者様が思っていた以上の)一時金が給付され、万が一入院が長期になっても対応できる内容であったと思っていただけたのか、
・これなら安心して治療に専念できるネ
・これなら大部屋(4人部屋)じゃなくて個室に入れるネ 直ぐ病院に電話して個室に変更した方が良いヨ
・寝巻(パジャマ)も有料貸し出しのを利用しヨ
というご夫婦の会話を耳にすることが出来て自分の方も少しだけでも安心できました。(不安な気持ちでいっぱいなはずなのに)安心して治療に専念して頂けるという前向きな言葉を聞いて何事も起きないことが一番ですが、備えることの大切さを改めて実感できました。 (こ)