最近、思う事は、月日が経つのが早い(早すぎる)という事です。令和2年も既に2ヶ月が経ちました。あまりにも早くて、何をやっていたのか、思い出したくてもなかなか思い出すことができないくらいです。その中でも、最近の思い出(?)といえば、太太神楽の奉納です。ちょっと遡りますが昨年の12月31日、午後11時、私は地元の神社の境内にいました。初詣ではありません。その神社では14,5年前から初詣の参拝者の為に、太太神楽の奉納を行っています。本来は4月の春祭りに奉納するものですが、ある時、神社の総代会で「初詣の参拝者に何か楽しんでもらえるものはないか?」という事が議題に上り、その時から毎年12月31日に神楽の奉納が行われるようになりました。それまでは、12時丁度にならないと本殿に上る階段の通行が許可されない為、参拝者は寒さの中ただじっと開くのを待つだけでした。寒いのは変わらなくても、神楽を見ることによって気を紛らわす事には一役買っている事とおもいます。太太神楽といっても、ご存じの方はなかなかいないと思います。基本的には、五穀豊穣を願って舞を奉納するというものです。古代の神話を物語にし、それを舞として表現するものです。地元の神社でも13,4程度の演目があります。また、各地の神社でも、昔から受け継がれてきた独自の舞があるようです。多くの神社は、春と秋まつりに奉納するようです。機会があれば、皆さんの地元、または、お近くの神社の神楽を観に行ってはいかがでしょうか。また、各地の神楽を観て、舞いや衣装、お面、音楽の違いを比べるのも楽しいかもしれません。春祭りはもうすぐです。是非、太太神楽を観に足を運んでください。(せ)