1868年、福澤諭吉翁が日本に生命保険を紹介して以来、「生命保険」は一般的に「命の保険」として考えられることが多かったのではないかと思います。
それは、福澤諭吉翁が「LIFE INSURANCE」を「生命保険」と訳したことに由来します。生命保険の本質は、まさに命の保険ということですが「LIFE」という言葉は、「命、生命」だけでなく「一生、人生」「生活」 という意味も持っています。ですから、「LIFE INSURANCE」は、単に「命の保険」というだけではなく、「一生保険、人生保険」または、「生活保険」といった意味も持ち合わせていることになります。現在の「生命保険」も「命の保険」というだけでなく、「人生の保険」、「生活の保険」といったより広い概念をもった金融商品と言えるのです。