一度は終息に向いかけたと思われたコロナ禍ですが、ここにきて再び猛威を振るい始めています。それも、今までにない勢いで感染者数を増やしています。7月28日一日の感染者数は、233,094人だそうです。コロナ禍が騒がれ始めてからの累計感染者数はなんと、12,154,247人だそうです。累計なので、一人で複数回、感染した人も含まれますが、数字上では、日本人の約10人に一人が感染した事になります。記憶が定かではありませんが、コロナ禍が騒がれ始めたのが2020年1月頃だったと思います。2020年4月7日に東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県、大阪府、兵庫県、福岡県の7都府県に緊急事態宣言が発出されました。今でもコロナ禍の実態をつかめているとは思えませんが、当時は、こんなに長期化するとは思っていなかったようで、緊急事態宣言も一ヶ月間に限定していました。この頃「密閉」「密集」「密接」の3蜜という言葉がうまれました。
「人と人との接触機会を8割削減すれば、2週間後には感染者の増加をピークアウトさせ、減少に転じさせる事ができる。外出自粛をお願いします。」と政府から発表があったのもこの頃です。今となっては‥‥‥‥。
第1波から始まって今では第7波を迎えているわけですが、専門家の予想では、感染者数は8月6日にピークを迎えるそうです。問題なのはこの専門家たる人達で、専門家同士でなぜ違った意見が出てくるのか。誰の意見が正しいのかまったく判断できません。また、感染対策も同様で、律儀にマスクをし続けている日本は感染者数は減らず、一方でマスクをしていない国では減少しているのはなぜなのでしょう。
以前と比べ、感染したとしても重症化しない傾向はあるようで、コロナに対して感心が薄れているように感じられますが、完全に終息するまでは、気を緩めないようにしたいものです。(せ)