東京都美術館で始まった【エゴン・シーレ展】に早速行ってまいりました。30年ぶりの回顧展に胸が躍ります。クリムトやココシュカ、ゲルストルなどシーレをめぐるウィーン世紀末美術が展覧できる大規模展となっていて音声ガイドを聞きながら観覧すると時代背景や人間関係などをわかりやすく解説してくれるので私のような知識不足のひとでも十分楽しめますし、世界観にどんどんはまっていきますよ。一見の価値アリ!(4月9日まで)
こちらは東京ステーションギャラリーで開催中の佐伯祐三特別展。代表作の『郵便配達夫』はだれもが一度は目にしているのではないでしょうか。予想以上の作品を見ることでできておなか一杯になります。(4月2日まで)
このふたり、シーレは28歳でスペイン熱、佐伯祐三は30歳で結核、と若くして流行り病で世を去っています。今まさに流行り病で世界中に混乱をまねいている中での観覧は感慨深いものとなりました。(よ)