すでにご存じのように、新型コロナウイルス感染症で自宅療養された方も9月25日までに診断確定された方は一律医療保険の入院給付金の対象になっております。また、9月26日以降は、自宅療養された方のうち①65歳以上の方 ②妊婦の方 ③重症リスクがあり新型コロナ治療薬の投与または新型コロナ罹患により酸素投与が必要な方に限り入院給付金の対象となるというように医療保険のコロナに対する給付金対象が見直されました。
しかし、いまだ各保険会社の給付金手続きはひっ迫しております。必要書類が保険会社に到着してから給付金が振り込まれるまで1ヵ月~2ヵ月以上かかってしまう場合も少なくありません。ある保険会社の該当部署に連絡したところ、請求書類をお客様に郵送するのに3週間かかる旨アナウンスされひっくり返りそうになりました。
早く給付金を受け取りたいとお考えの方は、担当者にご相談ください。会社によってはWEBで手続きがとれる場合があります。給付金の請求で必要な書類も写メで送ればOKという会社もあります。その場合、代理店を介さず直接手続きしていただかなければならない会社もありますが、一つの選択肢として検討されてもよいかもしれません。
給付金の給付が遅くなった場合、保険会社は遅延利息を支払っています。給付金50,000円に対して63円とか、98円とか細かい金額が付加されている場合、概ね遅延利息だと思われます。人員を増やしたり、ネットでの申し込み体制を整備したりしていますが、保険会社も遅くなってしまったことに対してはキッチリ責任を取っているということです。大変な時に手続きが遅くなってしまったお客様には本当に申し訳なく思っております。しかし、何とかご理解いただきご了承いただけたらと願っております。(み)