前回のブログで「雷とから風」について話ました。同じ様な言葉に「かかあ天下とからっ風」という言葉があります。「かかあ天下」は女性が強く、亭主が尻に敷かれているというイメージですが、全く逆の意味であるという事は最近では良く知られている所です。群馬県は「赤城おろし(からっ風)」で有名な寒く厳しい自然環境と土地の貧しさから古くから養蚕や絹織物が発展しました。それらは主に女性の仕事だった為、懸命に働く女房をみて、男同士が自分の女房を自慢しあったという事です。それを他県の人が「かかあ天下」と揶揄し「かかあ天下とからっ風」という言葉が生まれたという事だそうです。
先日、某ハウスメーカーが男性の育児、家事参加の積極性を「イクメン力」として数値化し、都道府県別に順位付けした「イクメン白書2020」を発表しました。なんと群馬県は47都道府県中、最下位の47位だったそうです。佐賀、熊本、福岡と九州勢が上位を占め、九州男児は保守的なイメージが強いものの、子育てや家事への参加に意欲的な事が浮かび上がったとしているようです。
余談ですが、県別魅力度ランキングも発表されました。群馬県は過去最高の40位でした。過去最高で40位って・・・・・・。今年の最下位は茨城県からその座を奪った、栃木県。北関東3県ってそんなに魅力がないのかな?
立ち上がれ群馬男子! 立ち上がれ群馬県! 立ち上がれ北関東3県!(せ)