色々とハプニング続きだった米作りも、先日の稲刈りでほぼ終わりとなりました。あとは、刈った稲を乾燥させて玄米にすればすべて終わりです。
井戸の枯渇から始まり、汲み上げポンプの故障、スズメの襲来、若干の病気と様々なハプニングが続いた今年の米作りですが、最後までハプニングは続きました。刈り始めて間もなく、刈った稲を機械に送り込む為のベルトが切れてしまったのです。このバルトが切れると稲を送れない為、脱穀ができません。
何件もの農機具屋さんに連絡をしましたが、特殊なベルトらしく在庫がなく、最後には農機具メーカーにまで連絡をしました。幸いな事に在庫が有り、取りに行きました。サービスの方に「交換するのにも素人だと無理ではないか?」と言われましたが、その方がたまたま時間が空いていたようで、遠い道のりを田んぼまで来てくださり、なんと修理までしていただきました。しっかりと部品代、作業費、出張費までとられましたが。そんなこんなで無事、稲刈りまでは終わらす事ができました。刈り取った籾の量は、途中感じていたように、昨年に比べ、あきらかに多いようです。理由は分かりませんが、少ないよりは多いほうがいいに決まっています。最近は籾の乾燥は農協に任せっきりで、温風を当てて強制的に乾燥させるようですが、ここでは送風機のみで、より天日干しに近い状態の米になるようです。残すは籾摺りのみで、早く新米を食べたいものです。(せ)